8/4(月)ユニセフ・リーダー講座にファシリテーターとして参加!
unicef Campusは2021年8月4日、「2021年ユニセフ・リーダー講座」にグループワークのファシリテーターを兼ねて参加しました。
ユニセフリーダー講座は日本ユニセフ協会の主催で毎年夏休みに開催されている中学生・高校生を対象とした講座です。
今回は、昨年に引き続きオンライン(zoom)で行われ、全国から50名の中学生・高校生が集まりました。
今年の講座は「SDGs」をメインテーマとし、前半部分では日本ユニセフ協会の方によるユニセフ講座、後半部分では興味・関心を持つSDGsのゴールごとブレイクアウトルームに別れたグループワークを行いました。
○ユニセフリーダー講座
ユニセフリーダー講座においては、「キーワードは誰ひとり取り残さない」「目標同士は深く結びついている」「子どもは保護の対象であるだけでなく変化の主体とも位置付けられている」といったSDGsについての紹介がなされた後、COVID-19パンデミックに引きつけて、学校に通うことのできない子どもたちや石鹸で手洗いを行うことができない環境にいる子どもたちの状況を学び、「同じ問題に直面しても、子どもたちが手にできるチャンスはその暮らす環境、国、地域によって差がある」という世界の現状について理解を深めました。
○グループワークで自らが取り組むSDG達成へのアクションを考える!
後半は、興味を持つSDGsのゴールごと参加者がグループに分かれ、「グループが選んだSDGsの目標について、興味がある理由や思うこと」「そのゴールの達成に必要なことは?自分たちが取り組めることは?」といったテーマで活発にディスカッションを行いました。 その後の全体共有の際には、「まずは世界の現状を知る」「ユニセフ募金に協力をする」「教育に関するボランティアに取り組みたい!」「文化祭で発信を行いたい!」「SNSを有効活用して発信!」「途上国で企業をしたい!」「新たな支援物資を開発したい!」など、中学生・高校生の視点からのユニークなアイデア・夢が数多く出されました。
今回の講座に参加した中学生・高校生の皆さんからは、
・「ユニセフ講座では自分たちの知らなかった世界の子どもたちの状況を数字でわかりやすく知ることが出来ました。」
・「中高生であっても何か力になることがあると改めて感じることができました。」
・「自分も何か行動しなければという気持ちになりました。」
・「自分からどんどん発信して発信の連鎖を世界中に広めていけたらなと思います。」
など、「学びを行動へという」意欲的かつ次を見据えた感想が聞かれました。
unicef Campusは世界を「変革」するユース世代の一員として、今後も、日本・世界のユース世代と共に、すべての子どもの権利が実現される世界を目指して学び、考え、行動していきます。
ご参加いただいた中学生・高校生の皆さん、有難うございました!!
(文・unicef Campus 事務局 慶應義塾大学 長澤パティ明寿)