夏の交流会 part①(SDGsのトレードオフを3つのアイテムで解決しよう! )
2023年8月30日に、ユニセフハウスでの対面&zoomのハイブリッド開催で夏の交流会が行われました。
本イベントでは、「アクションカードゲームXクロス」を使用して、SDGsのトレードオフ解決に向けて、楽しみながらユニークなアイデアを共有しました。
アクションカードゲームXクロスとは?
金沢工業大学が開発したカードゲーム。
SDGs の17 個の目標に沿ったトレードオフの解消※を目指す。
SDGs において最も重要な「誰一人取り残さない」という理念を実現するため、
環境・社会・経済がバランスよく成長する社会を作るアイデアをみんなで創出するゲーム。
※トレードオフとは?
・・・一方を得ようとすると、他方を犠牲にしなければならないというジレンマの関係のこと
~内容詳細~
イベント参加者がグループに分かれて、ゲームに取り組みました。
トレードオフカードを1枚、解決するための要素カードを3枚ひいて、
各グループで3つの要素は課題のトレードオフにどう貢献できるかを話し合い&全体共有しました。
ランダムにひいたカードの組み合わせなので、
トレードオフの課題とは全く結びつかない要素カードが出たときには、
「どうにか繋げてみよう!」「これってこんな使い方もできるよね?!」と
ユニークな発想がみられました。
~発見~
SDGsは17個の目標が掲げられていて解決しなければならない内容は書いてありますが、
実はどうやって解決するかは書いてありません。
その方法は、私たち一人一人が考えて、実行していかなくてはいけません。
これがSDGsのわくわくするところでもある・・・と思いませんか?
そしてSDGsを考える上で重要なポイントが、「目標は互いに深く関係しあっている」ということです。
まさに題材にした「トレードオフ」です。
SDGsの達成には、このトレードオフが起きないように解決方法を考えることが必須です。
そして、SDGsの達成期限は2030年。もうあと6年しかありません。
今のままで、一歩一歩進んでいったら、たぶん間に合いません。
逆に2030年までに達成するにはどうしたらいいのかを考えて、革新的な方法を考えていかなければいけません。
革新的・・・イノベーションというのは、新しい科学技術を開発することだけがイノベーションではありません。
今すでにあるものを組み合わせたって、何か新しいいものはできるかもしれません。
そのためには、みんなが知恵を寄せ合って、「君の得意は何?」「私はこれができるよ」「よしこれをつなげてみよう!」とやってみることが大事です。
普通の人はAとBをつなぐことしか思いつかないところを、
AとHをつなげてみたらどうだろう?って思いつけるアイディア力も大事になってきます。
~さいごに~
本イベントでは「これとこれ繋ぎ合わせられるんじゃないか?」というアンテナを張る練習を
ゲームを通して行いました。
この経験を活かして、
今後もユニキャンは、様々なバックグラウンドを持つ人と活動することで、多角的な視点を取り入れていきたいと思います♪
(文・unicef Campus事務局 外池若菜)